メモリーターフ開発当時の人工芝は、メンテナンスの手軽さからスポーツ場での普及が進むものの、耐久性が低く、すぐにボロボロになり抜けてしまう、ビニールっぽい人工的な見た目で違和感があるなど、問題が多くありました。
「ご家庭でも気軽にスポーツを楽しめる環境を作りたい」という思いから、庭に敷いても不自然にならないように「見た目が天然芝に近く自然な仕上がりになること」「耐久性が高く、美しい景観を長く保てること」を満たす人工芝を目指し、素材や芝糸の形状、加工方法など、あらゆる研究を重ねました。
そうして、踏み心地から自然な色合いまでも天然芝にそっくりな、限りなく天然芝に近い見た目の人工芝「メモリーターフ」が誕生しました。

メモリーターフのクリンプ糸は、弾力のある素材を採用することで、ストレート糸全体をしっかりと支えることができ、クッション性が高いため、
ふわふわした踏み心地になりました。さらに、クリンプ糸を枯芝に見立て、ほどよく見えるように調整することで、より天然芝のようなリアルさを再現しています。

裏面に改良版のウレタンコーティングを採用することで、抜糸強度・耐水性能、UV抵抗性など、耐候性・耐久性が向上しました。
また、冬場の寒い時期でも柔軟性をキープできるため、カットしやすく、作業効率が高まり、施工性が向上しました。